【自宅学習】家庭でできる効率的な勉強法とは?

勉強法

本稿では、自宅にいながら自分で勉強するためのポイントを解説します。

最近ではオンライン授業なども見られ、勉強のスタイルも多様化している印象です。子どもには教育を受ける権利がありますが、それは必ずしも学校で勉強をすることを意味しません。

学校や家庭の環境、心身のコンディションなど、様々な理由で学校に通えないことはあります。こちらの記事では自宅にいながら勉強するための方法を考えてみましたので、参考になれば幸いです。

 

自宅で勉強するメリットとは?

勉強と言うと、学校での授業がメインとなるのが一般的でしょう。それに加えて予習や復習、塾などの受講があります。

冒頭にも記述した通り学校に通えない場合はありますし、そもそも予習や復習は自分で行うもの。つまり自分で学習する方法を身に付けておくことはメリットが大きいのです。

 

Point

・自分で勉強ができる方法を身に付けておけば様々な場面に対応できる

・「授業なし」で自ら学ぶ能力は必要

・どの分野にも通じる基本的な学力を身に付けておく

 

勉強をするのに学校に行くことは必要なのか?

勉強と言うと、学校に通っておこなうというイメージがあると思います。

冒頭でも触れた通り、学校に通いづらい事情がある場合は無理に通う必要はありません。教育は子供が持つ権利であって、学校はその権利を守るための一つの手段です。

以上のように本人の心や体に過剰な負担がかかる場合にまで学校に行くべきではないことを前提として、話を進めます。

 

基本的には子供は学校に通って授業を受けて勉強をする方がいいでしょう。

学校ではカリキュラムが組まれた上で授業が進められています。またそのような教育のシステムは長年に渡って洗練されているために、学生はスムーズに勉強ができます。

学校に通わずに勉強をすることももちろん可能ではありますが、授業を受けるような質と量を保つのは難しいと考えられます。

 

 

授業のスケジュールだけではなく、人から学ぶことにも利点があります。

分かりやすい説明や関心が湧くようなエピソードなどを教えてもらうことで、自然と学習意欲も上がります。これは大人になってから学ぶビジネスなどの知識についても同じことでしょう。

 

自分で勉強をするメリット

授業を受けたとしても、自分が学びたいこと全てを指導してもらえるわけではありません。

学校の教科であっても自分で勉強することが不可欠ですし、科目以外の分野であれば始めから自分で知識を身につけることが前提です。

つまり自分で学ぶことは誰もが身に付けておくべき素養だと言うことができます。

 

小学生が自分で勉強するのは難しいですが、中学生、高校生ともなれば自分で教科書を読んで学ぶ力がある程度はついています。

また大学生以降は自分で勉強をするのがメインとなるでしょうから、それまでには自学自習する力を養いたいところです。

 

 

ここまでの内容をおさらいしましょう。

小学生・中学生が自力で勉強をするのは難しいですから、学校での勉強が基本。その上で必要な部分については自分で学んで補完する。

勉強が最もスムーズに進むのは、授業と自主学習のバランスが取れているときです。

 

自宅での自主勉強を行う際のポイント

本章では、自分で勉強するための具体的な方法を解説します。学校での勉強と並行してもいいですし、学校の替わりに映像授業を活用することもできるでしょう。

いずれにしても、自分で勉強する方法を身に付けておけば様々な知識を自由に身に付けることができます。

 

始めに要点をまとめておきます。

Point

・自主学習は大きく分けて「講義モデル」と「独学モデル」に分けられる

・学びたい分野に精通している人の解説を視聴する

・本を読んで自分で理解する「読解力」を身に付けておく

・書籍、インターネットなど、それぞれの媒体の特徴を理解して活用する

 

自主学習は大きく分けて2種類、「講義モデル」「独学モデル」に分けられます(個人的につけたもので、一般的な名称ではありません)。

どちらか一方を選ぶ必要はなく、2つをバランス良く組み合わせることで相乗効果が得られます。

以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

「講義モデル」の特徴

自主学習における「講義モデル」は、その名の通り「ある人物による解説を視聴する勉強法」です。この方法が使えるのはインターネット上に自由に視聴できるコンテンツが大量にあるからです。

自主勉強でありながらも、他者による解説が聴けるという優れた方法だと言えるでしょう。

 

「講義モデル」の自主勉強の方法は簡単。

「YouTube上にある教育者や専門家による動画や音声コンテンツを視聴して学ぶ」というものです。音声は勝手に流れるものですから、隙間時間に流しておくという使い方もあります。

 

人の解説を聴くメリットは、こちら。

 ・各単元の繋がりがあるため、全体を学んだ人の解説が学習に効果的

 ・教科書、参考書だけでは理解が難しい点も、解説によって補える

 ・知識だけでなく、発信者の人間性からも学べる

 

以前ならば教育者や専門家による解説から学ぶ機会は限られていました。テレビやラジオでの放送か、DVDなどを購入するくらいだったでしょう。

テレビやラジオのデメリットは、限られた内容にしかアクセスできないという点です。

 

インターネットで勉強のコンテンツが一気に拡大した

現在では、YouTubeで検索するだけで好きな時に視聴可能になりました。例えば[中学校 数学]と検索するだけで、各単元の分かりやすい解説動画をいつでも見ることができます。

全ての単元を動画を見ながら学習すると時間がかかりますが、苦手な教科だけ視聴するなど、使い方は自由です。

 

また映像を利用する勉強方法は大人が勉強する際にも使えます。

インターネット上の解説は学校の教科に限られたものではなく、各分野のエキスパートが優良な情報を多く発信しています。

著名人本人のチャンネルや、講演会の映像。日本語に限らなければ『TED』など海外の動画も見ることができます。

 

知識を人から学ぶことの重要性

この方法で学べるのは単に知識だけではありません。

人が話している音声や映像にアクセスするとその人物の人となりが五感で伝わります。文章から人物像が伝わらないとは言いませんが、動画はより臨場感を感じやすい伝達手段です。

 

人間の脳には「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞があり、これは他人の動作を見ると自分がその動作をおこなっているように活性化します。

つまり「見て学ぶ脳の働き」です。優れた人物による発信を五感で感じるミラーリングによる学習効果も期待できでしょう。

 

 

私が最近視聴した動画で興味深かったものを一つ、ご紹介します(当記事の編集時の話題ですので、動画リンクは後日変更する可能性があります)。

経済評論家の三橋貴明さんの番組に、国際ジャーナリスト堤未果さんがゲストとして出演された番組です。バラバラなピースに見える社会現象が、繋がりを持って浮かび上がるような解説です。

中国とウォール街の欲望 なぜWHOはパンデミック宣言を遅らせた?[三橋TV第218回]三橋貴明・堤未果・高家望愛

 

「独学モデル」の特徴

次に、勉強の「独学モデル」について解説します。

動画や音声コンテンツを使う方法も広い意味では独学と言えそうですが、独学モデルはより狭い範囲の自主学習です。

 

独学モデルは「文字(書籍)を読んで自分で理解し、考えること」が基本です。

以下にこの方法のメリットを挙げます。

 

・自分が選んだ分野を自分で学ぶことができる

・文字情報を正確に理解する力は「学力」そのもの

・「独学する力」は、人類の知的な財産にアクセスする切符を得るのに等しい

 

独学モデルの勉強は「文字を読む」という点が重要です。

なぜなら教科書もテストの問題も、全ては文字で書かれているからです。勉強は文字情報にアクセスしその内容を理解すること抜きにはなしえません。

 

勉強の基本は「文字情報」を読み解くこと

人が何かを学び、考え、伝える時、使われる手段は「言語」です。本は時間をかけて書かれている分、より洗練された言語運用に触れることができます。

人間は周囲の人が話している言葉を聞いているだけで母国語を身に付けますから、読書で優れた言語運用に触れることで、自分の言語能力の向上が期待できます。

優れた文章を数多く読むことで自分の読解力も向上し、知性が育まれていくことでしょう。

 

また先ほどの「講義モデル」と矛盾するようですが、身に付けたい知識がすべて映像化、あるいは音声化されている訳ではありません。時間や空間を越えて伝わる人類の知的な遺産は、基本的に文字によって受け継がれています。

テキストに書かれている内容を自分で読解する能力は、自分で学ぶ能力そのものです。先ほど触れたように音声は受け身でも流れていきますが、文字は自分で読まなければ理解ができません。

能動的に情報を理解する「独学モデル」の勉強法も身に付けておく方が良いでしょう。

 

「読書」こそが最強・最高の勉強法

独学には文字情報を使って学ぶこと。これは読書をすることに他なりません。

本に書かれている内容は単語帳のようなものとは違います。著者が知識をもとに高い視点から解釈したものが文章です。

一冊の本には、著者の知識や経験のエッセンスが詰め込まれています。100年、1000年という歴史を越えて語り継がれるような人物の集大成が、その人の本ともいえるわけです。

そのような人類の知的な遺産である本という媒体にアクセスすることこそが、人間にとっての最高の学びだと言えるでしょう。

 

「勉強」というとどうしても学校の教科で高いスコアを取るイメージがあります。しかし、学校の定期テストや受験問題は暗記を重視する傾向があり、これでは本当の意味での勉強をしているとは言えません。

ペーパーテストでは正解が一つに決まる問題に対して、暗記した知識を回答しているだけだからです。

 

本当の意味での勉強とは何か?というと、知識を運用する能力を身に付けることです。前提として知識は必要となりますが、知っていることを自分で考えて組み合わせることが重要です。

本で得られる知識は単なる断片ではなく、知識どうしが関りを持ったネットワークのような形になります。もちろん、読者が自ら考えて知識を整理することも必要ですが、本そのものがすでに知識を運用した結晶なのです。

 

「講義モデル」でご紹介したような映像による勉強も効果的ですが、大量の本を読んで学ぶことも大切です。

 

まとめ

●自分で学ぶ方法や能力を身に付けておくことは大切

●自主学習は「講義モデル」と「独学モデル」の2つに分けられる

●インターネット上の良質なコンテンツを利用すれば、優れた人物をミラーリングしながら学習できる

●文字情報を理解する「読解力」を身に付ければ、自分でどこまででも学んでいける

●本は人類が積み上げてきた知的な遺産であり、読書は最高の勉強法

タイトルとURLをコピーしました