【英検×脳科学】英検3級ライティングで高得点を取る勉強のコツを公開!

two gray pencils on yellow surface 英検

本稿では英検3級ライティングの問題の傾向や、勉強のコツを解説しています。英検では3級より上の級ではライティング=英作文が出題されます(2020年現在)。

英作文は一問当たりの配点が最も大きい重要なパートだと言えるでしょう。3級ではリーディングが25問、リスニングが30問で、英作文は一定の文字数が求められるものの、1問で1つのパートです。

このように重要なライティングですが、対策次第で高得点が狙いやすい問題でもあります。ライティングについて正確に知っておくことで。3級合格はグッと近づくことでしょう。

 

英検3級ライティング:問題と採点基準

こちらの章では【英検3級ライティング】の出題傾向や採点基準を押さえておきましょう。問題を正しく理解しておけば、正しい勉強方法が自然に見えてきます。

 

【Point】

  • 「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点で採点される
  • 3級のライティングは「25語~35語」「理由2つ」が条件
  • 配点は550点で、リーディング25問、リスニング30問と同じ
  • 英検3級の英作文は対策すればハイスコアが狙えるパート

 

それでは詳しい内容を見ていきましょう。

 

英検のライティングはハイスコアが取りやすい?

「ライティング」「英作文」。英語で文章を書くことは「難しい」というイメージを抱きがちです。

しかし、英検3級のライティングは正しく対策を行えば高得点が狙いやすいパートです。問題で指示されている通りの回答ができればスコアがつきます。

 

英検ライティングは、以下の4つの観点に照らして採点されます。つまりこれら4つのポイントを押さえておけば、スコアアップに繋がるということでしょう。

 

内容 課題で求められている内容が含まれているか
構成 英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

それぞれ4点ずつの、16点満点で採点されます。できていない所からマイナスしていく減点方式での採点です。

事前にライティングの対策をしておくことで、「内容」「構成」をカバーすることができます。英検のライティングでは、問題で求められている書き方をすることでスコアが大きくアップします。

それぞれの観点を、もう少し分かりやすくしましょう。

 

ライティングの観点①「内容」

「内容」は、質問文で聞かれていることに答えられているかどうかです。例えば質問とまったく関係のない内容を書けば、作文としてはスコアがつきませんよね。

質問文も英語で書かれているため読解力も必要ですが、話がそれていなければ配点がつきます。ライティングを書き始める前に、内容が質問に合っているかどうか確認すれば大丈夫でしょう。

 

ライティングの観点②「構成」

「構成」は、理由を2つ書くなど、文章の流れが問題に合うようにできているかどうかです。「構成」は3級のライティング対策をしていなければ難しいポイントですが、あらかじめ対策しておけば得点しやすいものでもあります。

詳しい書き方は次章で説明します。

 

ライティングの観点③「語彙」

「語彙」は、適切な単語が使えているかどうかです。

外国語で完璧に単語を使い分けることは難しいですが、スペルなども含めて丁寧に書くようにしましょう。

 

ライティングの観点④「文法」

「文法」は、英語の語順や形が正確に使えているかどうかです。

「時制(現在形、過去形など)「三人称のs」などが正確が書けていればスコアは上がるでしょう。

 

英検3級ライティング:書き方のコツと回答の流れ

本章では、英検3級ライティングの書き方と、試験で回答を行うときの流れを解説します。

 

主なポイントはこちら。

【Point】

  • ライティングの型を覚えておく
  • 3級の試験本番では始めに英作文を書くことがお薦め
  • 簡単な表現で、正確に書くことを心がける
  • ライティングが終わったら「スペル」「時制」「3人称」などをセルフチェック

 

それではライティングの書き方を見ていきましょう。

 

3級ライティングの型(テンプレート)を覚えよう

英検のライティングでは「型」を覚えておくことが大切です。質問に合わせたテンプレート(定型文)を事前に練習しておきましょう。

先ほど採点基準である4つの観点を挙げましたが、型を覚えておくことで「構成」の配点がカバーできます。

 

3級では以下のような流れになります。

 ①[自分の意見]

 ②[Becaouse,(1つ目の理由).]

 ③[Also, (2つ目の理由).]

 

[意見]→[理由1]→[理由2」という順番で書きましょう。このとき、“Because” “Also” などのキーワードをそのまま使うようにしておくと、本番でもスムーズに書き出すことができます。

 

筆記試験ではライティングを始めに解くことがお薦め

英検の試験は筆記とリスニングで時間が分かれています。筆記試験の時間内に「リーディング(読解)」と「ライティング(英作文)」の両方が含まれています。

 

ライティングは問題冊子の一番最後にありますが、始めに作文をしておくことをお薦めします。理由は「時間配分」「スコア配分」の2点。

 

まず時間配分について。

リーディング、つまり文章を読み説く問題については、4択のマークですから時間がなければ急いで回答することもできます。しかしライティングは英語で作文をするわけですから、時間が足りないと最後まで書き上げることが難しくなります。

 

次にスコア配分について。

ライティングは1問だけですが、リーディング25問とリスニング30問と等しいスコアが設定されています。3級ではライティングの回答時間は15分が目安です。

試験時間の最後に急いでライティングを書くよりも、始めに丁寧にライティングを仕上げておく方が、全体としては高得点が得られるでしょう。

 

ライティングは簡単な表現を心がける

3級のライティングでは簡単な英語表現を心がけましょう。

採点の4つの観点では「語彙(ごい)」「文法」がありますが、これらは「正確な英語で書かれているかどうか」がポイントです。難しい単語や構文を使う必要はなく、自分が自信を持って使えるシンプルな英語で書きましょう。

 

ライティングを書いた後にセルフチェックをしてみる

ライティングを書き終えた後には、作文の「セルフチェック(見直し)」を行いましょう。

 

セルフチェックでは主に以下の点に注意してみてください。

  ・「時制(過去形、現在形、未来形)」が正確に書けているか?

  ・3人称単数の “s” が抜けていないか?

  ・スペルのミスはないか?

  ・”a, an” “the” などの「冠詞」が抜けていないか?

 

先ほど書いた通り、正確な単語や文法が使えていることが採点基準になっています。見直しをして自分で直せるところがないかチェックしましょう。

 

英検3級ライティングの効果的な勉強法

ここまで、英検3級ライティングの「問題の傾向」「書き方のコツ」について解説してきました。前章までの内容を押さえておくだけでも作文対策としては効果があるはずです。

最後の章となる本章では、英語の作文能力そのものがレベルアップする勉強方法をご紹介したいと思います。

 

ポイントはこちらです。

【Point】

  • 言葉のアウトプット(発話・作文)はインプットが土台となる
  • 英文を繰り返し音読することで、脳に自然な英語のパターンが刷り込まれる
  • 3級ライティングの模範解答を音読すると回答の流れが馴染んでくる

 

英検ライティングの対策だけでなく、英語力を上げる勉強法も実践しておきましょう。定期テストや受験にも役立ちます。

英語を学ぶのは脳の働きです。つまり脳のメカニズムに合った方法で勉強することが、英語学習の最短ルートだと言えるでしょう。

 

音読で英語の自然な文章を「脳に刷り込む」

音読は英語の勉強法として大変効果的です。繰り返し音読を行うことで、英語が英語のまま理解できるようになります。

音読をしているときには頭の中で日本語に訳すひまがなく、脳は英語のまま処理をするしかありません。スムーズに音読ができるようになるまで練習することで、英語の語順が脳に刷り込まれていきます。

 

音読に使うテキストとしては「中学校の英語の教科書」がお薦めです。理由は「目で見て内容が分かる」から。

子どもが周囲の人の会話を目で見て言葉を覚えるように、英語の勉強も写真やイラスト付きのテキストで練習することが大切です。

さらに中学校の教科書であれば、受験英検の対策にも使える内容になっています。

 

音読で英語の語順に慣れてくると、作文でも正確な表現が使えるようになります。

 

英語のアウトプットには良質なインプットが必要

学校英語や英検では4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)が重視されています。ライティングやスピーキングは自分で英語で伝えるアウトプット系の技術です。

アウトプットと言っても、インプットと関係がないわけではありません。むしろ、アウトプットの技術は「良質なインプット(読む・聴く)」ことが土台となります。

 

良質なインプットとは、英語を英語のまま学ぶことです。先ほどの音読のように、日本語に訳さずに英語に触れるトレーニングを繰り返すことで英語脳が作られます。

 

子どもが言葉を話せるようになるには、周囲の人が話している会話を聴くことから入ります。そして会話ができるようになってから文字を覚え、読み書きができるようになっていきます。

まず「聴く・読む」というインプットがあって自然な言葉の流れをつかみ、その後に会話や作文ができていることが分かりますね。

 

3級ライティングの模範解答例を脳にコピーする

音読のテキストとして「イラストや写真入り」の物をお薦めしましたが、ライティングの模範解答を読むことも行いましょう。

3級のライティング問題での英文は、模範解答例が最も理想的な文章となっています。同じ問題が出題されなくても、解答例を繰り返し音読してライティングの形に慣れておくことは効果的です。

 

もちろん、英検の作文の形は英語全体のうちのほんの一部でしかありません。とはいえ、[自分の意見+根拠]という説得力のある文章を身につける練習としても使えます。

繰り返し読んで英作文の流れを脳内にインプットしておくと、英検・受験対策などに役立つことでしょう。

 

まとめ

●英検のライティングは対策しておけばハイスコアが狙える

●3級のライティングは「25語~35語」「理由2つ」が条件

●採点は4つの観点「内容」「構成」「語彙(ごい)」「文法」について4点ずつ16点満点

[自分の意見]→[Because, 理由①]→[Also, 理由②]の定型文を覚えておく

●作文は1問の配点が大きいため、リーディング試験の始めに書き上げておく

音読で自然な英文の流れを脳に刷り込むと、英作文のレベルは上がる

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