本稿では、TOEICリスニング全4パートの勉強法を解説しています。
TOEICのスコアを上げることを主題としながら、言葉としての英語の運用能力を上げる本質的な方法から、TOEICそのものへの考え方までカバーしました。
タイトルにもある通り、最も効率的なTOEICの勉強法は脳のメカニズムを活かした勉強法だと思います。なぜなら英語という言語の学習は、脳内で行われるものだからです。
TOEICのリスニング問題の構成と特徴
始めにTOEICのリスニング問題の構成と傾向を押さえておきましょう。TOEIC本番で出題される問題をしっかりと理解しておくことで正しい対策の方法も見えてきます。
TOEICリスニングの問題形式をまとめてみましょう。
・TOEICのリスニング試験時間は約45分、問題数は100問
・リグニングの満点は495点。リーディングの満点495点と合わせて990点満点
・リスニング問題は4つのPartに分かれている
・Part1,2は音声一つにつき1問。Part3,4は音声一つにつき3問が問われる
以上のような形式です。
TOEICリスニング問題構成
TOEICのリスニングは4つのパートから成ります。各パートの問題をまとめると下の表のようになります(本番の問題冊子ではDirection(ディレクション)として英語で問題の説明音声が流れます)。
【リスニングの問題構成】(役45分・100問)
Part1[写真描写問題]6問 | 1枚の写真について4つの短い説明文が放送され、適切な選択肢を選ぶ。 |
Part2[応答問題]25問 | 1つの質問や文章に対する応答として3つの選択肢が放送され、適切な選択肢を選ぶ |
Part3[会話問題]39問 | 2人または3人の人物による会話が放送され、その内容に合う選択肢が冊子に4つ印刷されている。音声1つにつき質問は3つ。 |
Part4[説明文問題]30問 | アナウンスやナレーションのような音声が放送され、4つの選択肢の中から内容に合うものを選ぶ。音声1つにつき質問は3つ。 |
(TOEIC公式サイトの情報を参照し独自に簡略化したもの。公式の情報とは文言に違いがあります)
TOEICの特徴の一つとして問題数の多さと、それに伴う試験時間の長さが挙げられます。大学入試での英語試験、あるいは英検などと比べても明らかでしょう。
試験ですから一問でも多く正答したいという気持ちはもちろんですが、リラックスして最後まで解けるようにペース配分することをお薦めします。リスニング・リーディングを合わせて200問の試験ですから、時間や集中力の面での配分はあらかじめ心構えをしておきましょう。
TOEICを初めて受験する方で、事前に対策を行っていない場合は、リスニング問題のPart3,4の問題に対して特に難しさを感じることでしょう。
大学入学試験までのリスニング問題の多くは「音声1つにつき問題が1つ」という形式が多いですが、TOEICにおいては「3問ずつのリスニング問題」がむしろメジャーです。
「1問ずつの問題だと思っていたら、突然3つの質問が問われて焦った」ということがないように、模擬問題などで傾向を見ておくと解きやすくなります。
またTOEICのスコアは正答率とはズレがあります。例えば100問中50問正解で正答率が50%だったとして、495点に換算されるスコアはぴったり50%ではありません。
TOEICリスニングの特徴
TOEICのリスニング問題の特徴を見ていきましょう。
・発声は一語ずつ明瞭に切るのではなく、音の消失や音の繋がり(リエゾン)がある
・スピードは英語の日常会話よりはやや遅めだが、大学入試や英検各級より速い
・「日常会話」「ビジネスシーン」「アナウンス・ナレーション」など実用的な内容
TOEICの音声は単語ごとに発音されるのではなく、慣習的に消える音や繋がる音はその通りに発音されています。入試問題のでの英語や英検のリスニング音声のイメージとはズレがあるかもしれません。
音の崩れとも言える英語の慣習的な発音を「リエゾン」と呼んだりします。リエゾンは英語ネイティブであれば子どもでも自然に身に付けられるものですが、英語の音声に慣れていないと音がキャッチできません。
英語のナチュラルな発音に慣れておくことがリスニングパート全体の対策に繋がるでしょう。具体的な勉強法については後述します。
発話スピードはネイティブのナチュラルスピードよりもやや遅い印象ですが、初めて聴く方は「速い」と感じるスピードだと思われます。この点については、音声面よりも英語の語順に慣れているかという点が大きいでしょう。
時間配分ができるリーディングと違いリスニングは音声のスピードで理解するしかありませんから、英語を英語の語順で理解するトレーニング(勉強法)の実践が重要です。
TOEICは問題全体を通して「ビジネス英語」という傾向が見られます。日常会話や社会的な内容もありますが、実用面に重きを置いた試験内容だと言っていいでしょう。
リスニングパートの内容にもそのような傾向が見られます。日常会話やビジネスシーン、あるいはラジオやニュースなどのアナウンスなどが比較的多く見られます。
脳のメカニズムを活かしたTOEICリスニング勉強法
前章ではTOEICの問題構成や特徴を見てきました。全体として日常会話やビジネスライクな傾向が見られますが、リスニング対策はこれらの内容に限定する必要はありません。
海外長期滞在の経験者などは、TOEICのための対策を行わなくても高いスコアを取る傾向があります。これが示すことは「日常会話レベルの英語の運用能力を身に付けておけば、TOEIC固有の知識や技術はハイスコア取得に必要がない」ということです。
これは当たり前に思われるかもしれませんが、勉強法を考えるためには参考になる事実です。なぜなら「英語を言葉として学ぶ勉強法」がTOEICの対策としてそのまま通用するということだからです。
では正しい英語の勉強方法とは何か?と言えば、それは脳が言葉を学習するメカニズムに合った方法です。現在取りうる最高の言語学習方法を実践すれば、TOEICの最速スコアアップ方法へと繋がります。
TOEICのリスニング対策に使える英語勉強法はこちらです。
・日本語を使わずに英語を学ぶ
・英文を音読する
・英語の音を聴く(リスニング)
英語は勉強法しだいで学習の効果が大きく変わります。
具体的に実践するリスニング勉強法は「音読」と「リスニング」の2つです。これらの効果的な実践の方法も含めてポイントを押さえていきましょう。
【TOEIC勉強ポイント①】 “English Mode” 日本語を使わずに英語を学ぶ
新しく言語を学ぶときには、母国語(すでに身に付いている言語)を使わずに学ぶことが原則です。この記事をお読みの多くの方にとっては日本語を使わずに英語を学ぶということになるでしょう。
イメージとしては「英語モード」に入るという感じです。日本語を使わず、脳内が英語だけの状態を作ることによって、脳の英語学習スピードを加速します。
脳が新しい技能を学習するとういうことは「脳細胞と脳細胞の間に、新しい神経細胞のネットワークを構築すること」です。
英語回路や英語脳と言った言葉を目にすることがありますが、英語を言語として処理するためのネットワークが脳内で正しく組み上げられている状態のことを指しているのでしょう。
脳が英語という新しい言語(外国語)を学ぶたまめには、すでに構築されている日本語のネットワーク(日本語脳)を活性化させないことが大切です。
新しい回路を作りたい訳ですから、日本語に訳さず、日本語で考えずに、英語の情報を頭の中に刷り込んでいきましょう。
【TOEIC勉強のポイント②】視覚情報を使って英語の理解力を高める
「日本語を使わずに、どうやって意味を理解するのか?」と思われる方もいるかもしれません。
意味理解のために大切なのが「視覚情報」です。状況が見て分かる英語教材を使いながら、英語を訳さずに理解するトレーニングを行います。
例えば中学校の英語の教科書などは、イラストや写真などで英文の内容がイメージできる作りになっています。そのようなテキストを使えば目で見ている状況と英語の文章・音声とが自然と繋がり、英語のまま理解する勉強ができます。
勉強法のイメージをつかむために、子どもが母国語をマスターするプロセスを参考にしてみましょう(日本語を母国語として考えます)。
子どもは周囲の大人が話しているところを見ながら、だんだんと会話の内容が理解できるようになっていきます。始めは意味を理解しませんが、意識して覚える必要もなく、自然に意味が理解できるようになっていきます。
その後聴こえてきた音をリピートして発話の練習を始め、会話ができるようになってから、文字の読み書きを覚えます。
以上の子どもの母国語習得の順番をまとめてみましょう。
[周囲の会話を見る(聴く)]→[聴こえてきた音をまねして発声する]→[会話ができるようになる]→[文字の読み書きを覚える]
母国語の場合と全く同じようにはいかなくても、皆さん一人一人が持っている言語の才能を理解し引き出すためには参考になるのではないでしょうか。
【TOEIC勉強のポイント③】リスニングには「言語面」と「音声面」の2つが必要
英語のリスニング力向上のためには、「言語面」と「音声面」の2つの面での学習が求められます。2つを簡単にまとめてみます。
言語面:英語を英語の語順で、日本語に訳さずに理解すること
音声面:英語の発音(周波数)がキャッチでき、言葉として聴きとれること
リスニングの言語面での学習は、英語を英語の語順のままで理解する感覚を身に付け、リスニングのスピードに対応できるようになることです。
文書を目で見て日本語訳することができても、リスニングの場合は音声のスピードで英語が流れていきます。TOEICの場合は発話スピードが速めですし、英語の語順で理解することが必要です。
また音声面での学習も行いましょう。日本語の周波数は125~1500Hzで、英語の周波数帯は2000~12000Hzと言われています。
人は五感から脳に入る情報の全てを認識しているわけではありません。目の前に鍵が置いてあるのに「鍵がない!」と思われるように、心理的な盲点があります。
英語のリスニング力向上のためには、英語の音声に慣れ親しみ、情報がキャッチできるようにしておきましょう。
勉強を行う際のポイントは以上です。ここからは「音読」「リスニング」と言った具体的な勉強方法を見ていきましょう。
【TOEIC勉強法①】「音読」で英語脳トレーニング
「音読」は英語の勉強としてポピュラーな方法です。外国語を学習するためにはぜひとも取り入れたい方法です。
音読は主に「言語面」をカバーするトレーニングになります。音読というと読解の練習というイメージが湧くかもしれませんが、実際にはリスニングにも大変効果がある勉強方法です。
音読の効果には主に以下のようなものがあります。
・英語が英語のまま理解できる脳内回路が作られる
・音声化することで五感をフル稼働することができる
・英語のリズムや流れ(構造)を自然にマスターすることができる
もう少し詳しく見ていきましょう。
音読がスムーズにできれば英語を直接理解することができる
音読の効果として最も重要なものが「英語を英語の語順で、母国語に訳さず理解できる」ということです。
英文を音読することに慣れていないと、途中でつっかえたりしてスムーズに読むことができません。しかし繰り返し音読を行うことでスムーズに読み上げることができるようになります。
すらすらと音読を行っているとき頭の中で日本語に訳すことができません。つまり音読によって脳内では日本語がキャンセルされ、自然と英語モードに入ることができるのです。
音読で使うテキストは何でも構いませんが、理想は「視覚情報」が使えるものです。前述の通り、目で見て分かる素材を使うことで英語の意味理解ができるようになります。
難易度は易しめなものでいいでしょう。中学英語レベルの文章であっても、しっかりとトレーニングを行えば大きな効果があります。
TOEICと中学英語では語彙や構文のレベルは違うものの、基本的な語順などは共通しています。言葉としての英語力がTOEICのスコアアップに直結しますから、英語の基礎回路をしっかりと鍛えておくことをお薦めします。
また、自分の体で声に出して文章を読むことで、視覚、聴覚、触覚などの五感に働きかける英語学習が行えます。言葉は会話(音声)の面が大きいですから、自分で声に出してその言語を体感する学習が大切です。
英語を苦手としている人は、特に英文をスムーズに音読できないことが多いようです。すらすらと文章が読み上げられることが英語がスムーズに理解できる目安にもなりますから、丁寧に勉強を進めましょう。
【TOEIC勉強法②】「リスニング」で脳を英語音声にチューニング
前述した通り、英語のリスニングには「言語面」と「音声面」の2つの面について学習が求められます。
音読は英語の語順のまま理解するトレーニングで、音声面についてはネイティブスピーカーの英語音声を聴く、すなわち「リスニング」による学習を行います。
リスニングのポイントはこちらの3つです。
・日本語を使わずに英語を聴く
・次を予想しながら英語を聴く
・精聴と多聴をバランスよく行う
英語の音声を聴くときにはなるべく日本語を使わないようにしましょう。日本語に訳さないのはもちろん、なるべく日本語が頭に浮かばないようにします。
英語の音声にしっかりと意識を集中させ、五感を通じて英語音声を脳に流し込みます。このとき脳内では英語を処理するための新しい神経ネットワークが構築され、英語の周波数帯にチューニングが行われます。
また、「次を予想しながら聴く」という方法を取り入れるとさらに効果が上がります。英語の音声を聴きながら、次に来る音を予想していきます。
[音]→[単語]→[文章]…
このように、予想できる言葉の単位がだんだんと大きくなります。始めは予想できませんが、同じ音声で練習を繰り返すとすべて予想ができるようになるでしょう。
次を予想しているときは、自ら積極的に英語を構成している状態になります。音が聴こえてくる前に予想ができるということは、英語の語順=文法が学習されたということです。
脳の仕組みを活かした効果的な学習法ですから、ぜひ取り入れてみてください。
リスニング学習は「精聴」と「多聴」の2つのタイプに分けられます。精聴は「英語にしっかりと意識を向けて聴く勉強法」で、多聴は「英語音声を流しておいて大量の英語をシャワーのように浴びる勉強法」です。
これら2つをバランスよく行うのがいいでしょう。
ここまで、英語のリスニング学習全般に有効な勉強法を解説してきました。次に、TOEICリスニング問題に合わせた、パートごとの問題傾向と対策を見ていきましょう。
TOEICリスニング問題パート別完全攻略法
TOEICのリスニングでは言葉としての本質的な英語力が重要。その上で、TOEICの問題に合わせた対策も行いましょう。
TOEICのテクニックだけが身に付き、英語の運用力が伸びないというのはもったいないですね。一方で、企業の昇進要件や大学入試の推薦などにも関わる資格です。問題への対策を行い、スコアアップに繋げましょう。
TOEICリスニング問題Part1[写真描写問題]6問
Part1の問題は、冊子に印刷されている写真を見て放送される4つの選択肢から写真に合うものを選ぶ形式です。
Part1の内容は日常会話や風景についての描写が多く見られます。単語はややビジネス系のものが多いですが、難解なものはありません。
写真に合う選択肢を選ぶ形式なので、問題が放送される前に写真を確認しておくよう心掛けましょう。前の問題を解答時間いっぱいまで使って次に進むと、余裕を持って内容を吟味することができません。
【Part1勉強のポイント】
Part1の放送文は短く、内容よりもスピードについていけることが求められます。音読などの勉強法で英語の処理スピードを上げておくことで対応ができるでしょう。
写真から放送文の内容がイメージしやすいも問題ですから、初学者の方はPart1の発話がクリアに分かることをラインとして学習してみてはいかがでしょうか。
TOEICリスニング問題Part2[応答問題]25問
リスニングPart2の問題は、ある人物の発話に対して別の一人の人物が応答する形式です。
1人目の人物の発話は疑問文の形とは限らず、日常の会話の流れといった印象です。単語(キーワード)を聴きとるだけでは後の応答を正確に予測することは難しく、内容の理解が求められます。
Part2でも音の崩れ(リエゾン)があり、一語ずつ明瞭に発音されるわけではありません。とは言え内容は難解ではありませんから、音声スピードへの対応ことや、リエゾンへの慣れが攻略の秘訣となります。
【Part2勉強のポイント】
英語の音声を使った勉強で耳を慣れさせましょう。英語独特の周波数に慣れておくことがPart2攻略の近道です。
アイシャドーイング(スクリプトを目で追いながら聴く)やシャドーイングなどを丁寧に行うことで脳が音声パターンを学習していきます。
TOEICリスニング問題Part3[会話問題]39問
Part3は、2人または3人による会話を聴き内容に合う選択肢を冊子から選ぶ形式です。
Part3からは1つの放送文に対して3つの質問が設定されています。TOEICリスニングの中でぐっと難易度が上がり始めるパートではありますが、ハイスコアを狙う方はこちらも正確に聴き分けたい問題です。
自分の回答のペースにもよりますが、事前に「次の質問文」に目を通すようにしましょう。質問文には放送の内容を示すヒントもありますし、解答に関わる情報にフォーカスできるという効果もあります。
また可能であれば「聴きながら解く」ことにもチャレンジしてみてください。放送の内容と質問の順番は対応しているのが基本ですから、質問の並び通りに解いていくことができます。
[1問目の内容が聴きとれたら回答]→[2問目の内容を聴きとる]→…
以上のような流れとなります。
もちろん選択肢に集中すると放送が聴きとれません。放送に意識を向けつつ選択肢を眺めてイメージをつかみます。
「聴きながら解く」方法はすぐにできるものではなく、練習を積み重ねることで慣れてくるものです。自分には合わないと感じる方は無理に使わなくてもいいですが、解きやすく感じる方にはお薦めです。
【Part3勉強のポイント】
リスニングのPart3はある程度の長さがある問題です。前後の流れも含めて発話の全体像が理解できるような練習が必要でしょう。
前述のような写真やイラスト付きの教材を音読したり、予想しながらのリスニングを行います。
また、シャドーイングも非常に効果的です。シャドーイングは音声を止めずに聴きながら発声しますから、同時処理のトレーニングにもなります。
ある程度聴きとれるようにならなければシャドーイングは難しいので、現在のレベルに合わせてステップアップしましょう。シャドーイングができるようになると「聴きながら解く」感覚もつかみやすくなります。
TOEICリスニング問題Part4 [説明文問題]30問
Part4の問題は、一人の人物が行うアナウンスやナレーションを聴きとり内容に合う選択肢を選ぶ形式です。
Part4はPart3と同じく1つの放送に対して3つの質問が設定されています。こちらも事前に質問文をチェックしておくことで内容が理解しやすくなります。
ハイスコアに求められる技能もPart3と変わらず「文脈を含めた全体像を理解する英語力」と「聴きながら解くテクニック」の両方が有効です。
【Part4勉強のポイント】
リスニングPart4についても、一定の長さの英語全体の内容を理解するトレーニングを行います。音読やリスニングで英語を英語のまま理解する力を養いましょう。
ここでもシャドーイングが活きます。聴きながら読むという同時処理の訓練を繰り返すことで、ナレーションを聴きつつ選択肢を選ぶというテクニックに繋がります。
まとめ
●TOEICのリスニング問題で大切なのは「言葉としての本質的な英語力」
●脳のメカニズムに合った勉強法が英語学習の最短ルート
【英語学習のポイント】
●日本語を使わずに英語を学ぶ(英語モード)
●写真・イラストなどの視覚情報を意味理解に利用する
●リスニングは「言語面」と「音声面」の2つの面が大切
【英語勉強法】
●「音読」で英語を英語のまま理解する英語回路を構築する
●英語に意識を向けて、次を予想しながら「リスニング」を行う
【TOEICリスニング問題攻略法】
●リスニングの内容は「日常会話」「ビジネスシーン」が中心
●スピードは英語試験の中では速め。英語の語順で理解できるようにトレーニング
●音の消失、音の繋がりなどのリエゾンに慣れること
●シャドーイングで並列処理を練習→複数回答の問題を「聴きながら解く」