【英語脳】脳のメカニズムを活かした英語の勉強法とは?

【英語脳】脳のメカニズムを活かした英語の勉強法とは?

本稿は脳のメカニズムを活かした効率的な英語の勉強法を解説しています。

英語は中学校、高校で必須の科目で、現在では小学校から学習されています。しかし英語は、多くの方が「英語を身に付けたい」と思いながらも、思うように上達できないと感じているのが現状でしょう。

英語力を上げるために重要なのは、正しい方法で英語を学習することです。そして正しい英語の学習法とは脳のメカニズムに合った方法です。

英語は日本語と同じ「言葉」ですから、一人一人にその才能は備わっています。言葉を学習するのは脳の働きですから、脳の仕組みに合った方法を選びましょう。

ぜひ正しい方法で英語を勉強し、本物の英語力を身に付けてください。

 

英語を勉強するための脳のメカニズム

英語を効率よく勉強するためには、脳の学習のメカニズムを押さえておくことが大切です。

冒頭でも触れた通り、英語という言語を学習するのは脳の役割。その脳がどのように物事を学んでいるのかを知っておくことで、英語の正しい勉強の方法が見えてきます。これは勉強、スポーツ、音楽などのいずれの分野についても当てはまります。

 

始めに本章のポイントをまとめておきます。

 

Point・脳は繰り返し刺激を与えることで脳神経ネットワークを作り、自動的に学習する

・英語の学習をする時に参考にしたいのは母国語

・英語に繰り返し触れることで脳は自然に英語を学習する

 

それでは詳しい内容を見ていきましょう。

 

脳は繰り返し刺激を与えると、自動的に学習する

物事を繰り返し練習することで脳に刺激が伝わります。脳は刺激が与えられると脳神経のネットワークを作り、自動的に学習を進めます。

勉強と言うと「一つ一つ意識して覚える」というイメージがあるかもしれません。しかし、反復練習によって自然に慣れるという面も重要です。

 

脳内で神経ネットワークの回路が発達することが何かを学んだ時の状態です。こういうと難しいようですが、簡単に言うと「慣れ」のことです。繰り返しなにかを行うだけで自然に慣れてできるようになります。

 

勉強と言うと一つ一つの知識を覚えていくようなイメージが強いと思います。ですが「繰り返し行っていくうちに何となくできるようになる」というのも学びの一つの形です。

 

 

日本語(母国語)がまさにその一例でしょう。人間は小さい頃から周囲の人の会話を聴き、それを真似ることで一つの言語を身につけています。

あるいは、自転車もこのような学習の例だと言えます。繰り返し乗ることで進み方やカーブの曲がり方の感覚がつかめるものですね。

 

私たちが何か物事を学ぶときに、繰り返し刺激を受けることで脳が勝手に学習するという働きがあることを知っておきましょう。

 

英語は英語に繰り返し触れることで上達する

脳はある物事を繰り返し練習することで自然に学習する。

つまり、英語を学習するためには英語に返し触れればいいということになります。英語の音声を聴き、文章を読む。継続的に英語に触れれば脳は英語を処理するためのネットワークを作り上げます。

 

ここで一つの疑問が湧きます。それは「英語に触れるだけで学習するなら、どうして中学、高校と6年間勉強しても上達しないのか?」という問いです。

この問題に対する答えは明確で「勉強の方法が間違っているから」です。

 

記事の冒頭でも書きましたが、英語力を本当に伸ばすためには脳の仕組みに合った正しい方法で英語を勉強しなければなりません。学習時間も物事に熟達するための重要なファクターではありますが、効率があまりにも低いと技能は身に付かないものです。

 

勉強における効率の重要性は「旅行」を例に考えると分かりやすくなります。

ある場所に辿り着きたいとき、正しい方向に向けて進まなければ、いくら時間をかけた所で目的地にはたどり着けません。「東京」から「北海道」に行きたい!と思っていても、南に向かっていくら進んでも北海道は遠のくばかりですよね。

学習を進めて理想の未来像へと進むためにも、正しいルートを進むことが大切です。

 

脳の仕組みを活かした英語の効率的な勉強法

ここからは英語の効率的な勉強法を解説していきます。具体的な勉強方法を見る前に、言語を学ぶときに前提となるポイントを押さえておきましょう。

 

英語勉強法のポイントは「日本語を使わずに学ぶこと」

英語方法実践するときに気を付けたいのは「日本語を使わずに英語を学ぶこと」です。新しい言葉を学ぶためには、これまでに自分が習得した言葉を抑えておく必要があります。

一般的にはあ強調されていないことだと思いますが、日本語を使わないことを心がけてみてください。

 

言葉を学んだり、話したりする役割は脳が担っています。新しい言葉を学ぶためには、脳内に新しい神経ネットワークを作らなければなりません。

しかし、すでに習得している言葉を使っていると脳は新しい言葉を学習できなくなるのです。英語を学ぶためにはすでに身に付いている日本語は使わない方法であることが求められます。

 

 

脳の働きとして「一方が優位になっているとき、もう一方が抑えられる」ということがよくあります。日常の例としては「理性」「感情」が挙げあれます。

理性的になにかを考えている時は、怒りや悲しみの感情が湧き上がることが抑えられます。反対に怒りなどの感情が高ぶっている時には、筋道立てて物事を考える力が弱まっています。

このような人の脳の働きは、経験的にも納得できることかと思います。

英語に限らず外国語を学ぶときには、すでに学習している言語を抑えるようにしましょう。

 

 

英語学習に共通するポイントは以上です。それでは、英語脳を作るための具体的な方法はどのようなものでしょうか?

 

英語の効率的な勉強法はこのようになります。

 

①英文を音読する

②英語を次を予想しながら聴く

 

これらの2つをバランス良く行いましょう。続けるうちに効果が出てきます。

 

勉強法①英文を音読する

「音読」は英文を声に出して読み上げる方法です。これは特に目新しいものではなく、英語の勉強法としてはポピュラーなものです。

大切なのは音読を実践して、継続すること。知識として知っているだけでは効果が得られません。

 

音読を行うときには英文をスラスラ読めるようになるまで、繰り返し行ってください。始めは上手く読めなくても気にせず、色々な文章を何回も繰り返し読んでいきます。

 

音読のメリットは「頭の中が英語モードになる」こと。言い換えると頭の中の言葉が英語だけになるということです。

 

学校英語に慣れていると、頭の中で日本語に訳してしまう癖がついている方も多いと思います。しかし、声に出して英語を読んでいると日本語が浮かぶ暇がありません。

英語を英語のまま理解できる脳の状態を、自然に作ることができます。英文をスラスラ読みながらその内容が理解できれば、英語を訳さずに理解できているということです。

 

100%分かるものでなくても構いませんが、音読練習には自分が分かりやすいテキストがお薦めです。あらかじめ読んで内容が分かっているものでもOKです。

全く分からないものをただ読むよりは、文章の流れが理解できているものが練習に向いているでしょう。意味が分かりやすい文章を音読することで、英文と意味が一致して分かるようになるからです。

 

勉強法②英語を次を予想しながら聴く

この方法は基本的には「リスニング」です。

先ほどの音読学習は英語を読むことを中心に学んだ方には入りやすい方法だと思います。ですが自然な言葉の学びのプロセスから考えると、音から入るのが理想的です。

 

日本語でも英語でもいいのですが、小さい子供が言葉を身につけていく順番を考えてみてください。

 

「音を聴く・感じる」→「音を真似して声を出す」→「会話ができる」→「読み書きを学ぶ」

 

このように、読み書きを覚えるよりも前に会話ができるようになるのが言語習得の道筋です。その意味で英語の音声面での学習も、しっかりと行う方がいいでしょう。

 

リスニングはまずは量をこなすことが大事です。英語を聴く時間を少しずつでも取るようにしましょう。

現在はYouTube上に無料で聴ける英語コンテンツがいくらでもあります。自分が関心があるものでいいので、英語の「音」に触れるようにしてみましょう。

 

その上で、今回ご紹介している「次を予想しながら聴く」ことを行います。

英語をただ聴くのではなく、音にしっかりと意識を向けて、次を予想しながら聴きます。予想しながら聴くことによって、脳がより積極的に英語を学習します。

 

始めは予想ができませんが、繰り返しリスニングを行ってください。何度も英語を予想しながら聴いているうちに、音→単語→文章→…と予想できる単位が大きくなってきます。

実際の音声が聴こえる前に予想ができるということは、英語が自分の頭の中で組み立てられている状態です。つまり、英語の言葉の流れが頭の中で学ばれていくということです。

 

以上の2つの方法を実践すると、「英語が英語のまま理解できる」という状態を作ることができます。「英語を言葉として理解する」ための回路を脳が作られるからです。

始めのうちは効果が感じにくいですが、継続すると英語がスラスラと理解される感覚が身につきます。

 

なぜ2つの方法が英語の勉強に効果があるのか?

効率的な英語学習の方法は、「英文の音読」「英語を予想しながら聴く」というものでした。これらは「勉強」というより「練習」のような方法です。

 

なぜ上記2つの勉強方法が有効なのでしょうか?それは、脳内に英語のネットワークを効率よく作り上げる方法だからです。

 

前章でご説明した通り、脳が学習する=新しい脳神経ネットワークの構築です。英語は繰り返し英語を触れることによって自然と学習されていきます。日本語を使わずに英語を学ぶことで、脳は自然と新しい言語を学び始めます。

 

音読の場合は、方法そのものに日本語を抑える効果があります。声に出して英文を読んでいると、頭の中で日本語に訳さずに済むからです。

リスニングの際にも、しっかりと英語の音に意識を向けて、次を予想することに集中しましょう。この方法でも、やはり英語のネットワークが頭の中で自然と作られていきます。

 

 

すぐには効果が感じられないと思いますが、続けてみてください。日本語を自然と身につけた時のように、自然な学びのプロセスの上で英語に慣れていくことができるでしょう。

 

日本語が話せているということは、言葉の才能自他はもともと脳に備わっているということです。言葉の才能があるのなら、後はそれを英語に発揮するだけ。

語学は「練習」が大切です。練習して感覚を磨くことです。

まとめ

●言葉としても教科としても、英語の重要度は高い

●脳は繰り返しによって勝手に学習する仕組みがある

●英語の脳神経のネットワークを作ることが、英語力がアップすること

●英語学習のポイント

①日本語を使わずに英語を学ぶ

②脳の自然な学習のプロセスを使う

●英語の効率的な勉強法

①英文を音読する

②英語を次を予想しながら聴く

●英語も日本語を学んだときのように、練習して感覚を磨くことが大切

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